さつまいもは、さし苗とよばれる茎葉に根が付いていない苗を土に挿して育てていきます。生育適温は、20~30度なので、暖地では4月中旬から、中間地以北は5月中旬~6月上旬頃に育てはじめましょう。節から出る根が芋になるので、3~4節が土に埋まるよう苗を挿していくとよいですよ。 タネイモを苗床で育苗し、そのつる(穂)をとり、それを苗として定植するのが本来の方法です。 近年は、メリクロン苗などのポット苗も販売されるようになり、苗を育ててつるを採穂するのも簡単になっていますが、さらに、その手間も省き、入手してそのまま定植できる「挿し穂」の姿で� サツマイモの主な植え方には、「斜め植え」と「垂直植え」があります。 苗を斜めにさす「斜め植え」が一般的ですが、それぞれ次のような特徴があります。 斜め植え・・・根は横に長く伸びるため、細長い芋になる。個数は多め。 垂直植え・・・根は縦に短く伸びるため、丸く短い芋になる ③苗の植え方は、イラストのように「ななめ植え」と「舟底植え」があります。 ななめ植え。株間30cmをとり、長さ30cmの棒を斜め45°で土にさして穴をあけ、苗の3~4節を埋めて土をしっかり押さえて水やりをする。 一方さつまいもの切り苗は10本程の束になって売られています。初めて育てる方は切り苗をおすすめします。 さつまいもの切り苗の選び方.